今夜君を殺しに行こう |
- 01: 名前:てんぽん◆UGy9R9Cc投稿日:2013/08/12(月) 12:58
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書いていきまーす
- 02: 名前:てんぽん◆UGy9R9Cc投稿日:2013/08/12(月) 14:00
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明け方の空気を切り裂くように走る。もう少しで午前5時になるだろうという頃、僕は自転車のギアを3にしてペダルを漕いだ。
あと少し……あと少し……と自分に言い聞かせる。
好きな色は青で嫌いな色は緑。高校野球は好きだけどプロ野球は嫌い。
僕はいつもそうだった。好きなもののすぐ近くに嫌いなものがあった。
彼女もそうだ。柴田阿弥の横にはいつも木崎ゆりあがいた。
木崎は唯一小学校から一緒で僕の色んな事を知っている。小2の時にお漏らしをしたことも、小5の時に先生の事を『お母さん』と言ってしまったことも、中3のとき、担任の若い先生に欲情してしまい勃起して、それがみんなにバレてしまったことも……木崎は全て知っていた。
その事を柴田阿弥は知っているのだろうか。できれば知っていてほしくない。それは単に僕が彼女に恋をしているからだ。
彼女の瞳は僕の心を虜にしていた。
- 03: 名前:名無しさん投稿日:2013/08/12(月) 14:12
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なんか面白そう
- 04: 名前:名無しさん投稿日:2013/08/12(月) 17:22
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タイトルがカッコいい
- 05: 名前:名無しさん投稿日:2014/01/26(日) 23:24
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