ダザイの自慰 |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2019/02/20(水) 23:59
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『走れメロス』や『人間失格』などの作品で知られる作家、太宰治。
彼が初期に発表した小説、『思い出』の中に 主人公の「私」の、このような記述がある。
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母に対しても私は親しめなかった。
ある夜、かたわらに寝ていた母が私の蒲団の動くのを不審がって、なにをしているのか、と私に尋ねた。
私はひどく当惑して、腰が痛いからあんまやってるのだ、と返事した。
母は、そんなら揉んだらいい、たたいてばかりいたって、と眠そうに言った。私は黙ってしばらく腰をなでさすった。
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要するにオナニーしてる所を、母親に見咎められたわけだな。
年齢はハッキリわからないけど、もう思春期に入ってからだろうな。
その後も同作中に この行為は「あのあんま」と言う呼び方で出てくる。
「私」はすごい豪華な家の生まれだったから、「小間使い」なんて言う身の回りの雑用をする女性がいたんだよな。
そんな小間使いの少女「みよ」に心ひかれてからは、こんな記述がある。
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私はその夜、みよと結婚するについて、必ずさけられない うちの人たちとの論争を思い、寒いほどの勇気を得た。
<省略されました> [全文を見る]
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