ゆうこと言う女・その3 覚醒1 |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/04/23(水) 21:17
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梅雨入り前の蒸し暑さを感じる夜。初夏にはまだ若干早い夜だった。
街郊外にある某公立の公園。昼間でもあれば街のオアシスとも言えるスポットだ。
本来であれば涼を求めて人々がやって来るであろう、その場所。
だが、彼等4人がいたその周辺だけは、異常なまでの熱気と狂気を帯びていた。
暗闇の中、生い茂っていた木々の緑が、ゆうこの目には恨めしく見えていた・・・
「何する気!?いっぃやっ!離してぇっ!!」
ゆうこの必死の嘆願もすっかり舞い上がっている悪ガキ共に聞こえる筈も無い。
身長168cmの女としては比較的長身の彼女が必死の抵抗を試みるも相手は3人。
体格的に現在より小さかった昔の小学6年生ならいざ知らず、体格的にも発達している現在の子供では到底太刀打ちが出来る訳が無い。まさになすがままの状況・・・
「おいっ!お前等早くしろよ!!見つかるって!!」
女の肢体を見たさにこのような暴挙に及んでしまった、たけしが必死に叫ぶ・・・
そのたけしの言う通りに体を動かす、だいすけとけんじではあったが、自分達が
何故このような状況となってしまってるのか理解が出来ずにいた。
自
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