社宅物語(由美の回想 脅迫) |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/04/21(月) 05:53
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香織さんとの確執が表面に出始めて、ギクシャクした関係が続いて
いた、ある日のことです。
突然、香織さんからの訪問を受けました。「こんにちは」「いらっしゃい
宏さんはまだ帰ってないわよ」「ええ、わかっています。由美さんに
お話が有ってきました。」「話?」とりあえず、上がってもらって
リビングに座りました。
「2日前の午後、どちらにいました?」香織さんが問いかけ「この前ね
午後なら買い物に出かけたけど‥」「お1人?」「ええ、もちろん」
「そう‥実はね見てしまったの」「何を??」香織さんはバッグから
数枚の写真を取り出してテーブルの上に並べました。
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「これは‥」それは、直樹さんと一緒に写っている写真でした。
その日は、直樹さんに呼び出されてホテルへ行った日でした。
「この人‥宏さんの友達で、たまに来ている人ね」「偶然会ったから
買い物に付き合っただけよ」「とぼけないで!!」その瞬間に決定的な
写真を突きつけられました。「偶然会って、ホテルへ入るの?」
私は何も返事ができないまま、黙ってしまいました。
「このこと‥宏さんが知ったらどうなるかしら」「香織さん
<省略されました> [全文を見る]
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