奴隷契約(発展序章3) |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/04/19(土) 20:14
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テラさんの車は迷路の様な細い路地を数回曲がって、突き当たった空き地に入り車を止めた。
「着いたぞ。」
テラさんがそう言い車を降りようとする。皆もそれに従って、車から降りた。
テラさんの後に着いて歩く盗撮軍団の面々と僕。テラさんは空き地の隣の一軒家に向かっている。
「…ここが俺んちだ。」
そう言ったテラさんは狭い門を開き、玄関には向かわず、庭の方に進んでいく。
その先には家とは別の建物。
「…ここなんですか?」
僕がそうテラさんに尋ねると、「ああ、はじめて来たんだっけ。…前はでかい納屋だったんだけど、今は改装して俺の部屋になってんだ。」
そう言いながら、鍵を開け赤茶けたドアを開く。
「・・・仲間以外は立ち入り禁止なんだぞ、…まぁ、入れよ。」
そう言われて皆でテラさんの部屋に足を踏み入れた。
(仲間?・・・盗撮仲間の事か?)
僕はそんな事を思いながら部屋に入って中を見回した。
天井は意外に高い、広さは6畳ぐらいかな、煎餅布団が隅のほうに引かれている。かび臭そうなイメージ、まさに万年床って感じ。
冷蔵庫に、電子レンジ等の生活用品が置かれ、床には漫画、
<省略されました> [全文を見る]
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