騎士の責任 |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/04/29(火) 18:48
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彼女は幼い頃から騎士に憧れていた。
しかしこの国では、女で騎士になるなど、金と権力が無ければ到底無理な話だった。
彼女はそれを努力で補い、そして運も彼女に味方した。
彼女が男でも適わない剣術と、学者に負けない知識を身に付けた時、国王が死去し、王女が新たな王として即位したのだ。
私に常に付き従い、身辺警護を行う騎士は女性の方が良い。
そう王女が命令し、彼女は張れて王女の側近となる事が出来た。
第一近衛騎士ライーザの誕生だった。
「神よ。私はどんな事があっても、王女を守る事を誓います」
しかし、それがライーザにとって不幸の始まりだった。
王女が彼女を指名した本当の理由は、ライーザを妬んでいたからだ。
知力、体力、美貌、どれを取っても王女は勝てなかった。
彼女を殺してしまおうとも考えたが、それでは生ぬるい。
「あの忠誠心を利用して、陵辱の限りを尽くしてやる・・・」
ある日、王女は手作りのサンドイッチを持って、ライーザだけを連れて森へ出かけた。
ライーザは、王女が自分の為にサンドイッチを作ってくれたと聞いて、普
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