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  本音クラブ(甚振り)

01: 名前:名無しさん投稿日:2014/04/05(土) 18:55
 徳永さんは美樹ちゃんの肩に腕を回して、足取りの重い美樹ちゃんを押す
ように休憩室兼更衣室に連れて入った。
 自然な流れに任せつつ、『本音クラブ』のメンバー全員が続いて部屋に入
る。
 3畳ほどしかない狭い部屋は、みんなが立っていても、6人も入ればかな
りの密接度。女の子が中央に位置するその位置関係は、何とも言えず怪しい
空気が立ち込めていた。
 「・・・もう一度確認するけど、美樹ちゃんの身代わりで、徳さんが、ヤ
クザの落とし主の怒りを引き受けるって事でいいよね?」
話のまとめ役的な立ち場になった仁科さんが、徳永さんに確認する。
「ああ・・・まぁ、美樹ちゃん次第だけどな。」
徳永さんは仁科さんを見ずに、うつむき加減の美樹ちゃんを見ながら答え
た。
「美樹ちゃんがどんな事も我慢さえすれば、ヤクザの人に酷い怪我を負わさ
れたとしても、決して美樹ちゃんの事は言わないという事でいいですね。」
仁科さんは、�美樹ちゃんの為に・・�というニュアンスの含んだ質問を徳
永さんに聞く。
「ああ・・・わかった。」
徳永さんが応える。
 もし、今、美
<省略されました> [全文を見る]

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