反逆のみくる |
- 01: 名前:名無しさん投稿日:2014/02/28(金) 21:38
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朝比奈みくるは思った。てめえハルヒ調子乗ってんじゃねえよ、と。ふざけるのも大概にしやがれ、と。
涼宮ハルヒ。
悪逆の限りを尽くすこの下級生の名を、みくるは死ぬまで忘れることはないだろう。
廊下を歩いているところをあの糞女に捕まってから、本当に散々な目に合わされてきた。
一番頭にきたのは、やはり初日の拉致監禁だ。
SOS団なんていう訳の分からん部活に入部させられ、生きがいだった書道部を辞めざるを得なくなった。
思い出すだけでも血管がぶちキレそうだった。
「ふざけんじゃねえよ、糞がっ!」
みくるは可愛らしい声で悪態を吐きながら、自作のハルヒ人形を壁に投げ付けた。
ハルヒに苛められた日は、家に帰ってから、ハルヒに模したハルヒ人形に、こうして報復を加えることにしていた。
なんだか最近は、ほとんど毎日のように、ハルヒ人形を痛めつけているような気がする。
だがこんなことでは気が済まない。長年に渡ってハルヒに与えられてきた屈辱は、こんな程度で収まるものではないのだ。鬱屈は溜まる一方だった。
「やってらねえよ、マジでよぉ……」
制服は剥ぎ取られるわ、コ
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