- 01: 名前:名無しさん投稿日:2019/11/17(日) 07:27
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私は香織、36歳独身で、地方にある進学校の国語教師をしています。
20代の頃は学校でもアイドル的に扱ってもらえてましたが、30を過ぎたあたりから色々なお誘いも少なくなり、今では勝手に『堅物女』とか『仕事命の女』というレッテルまで貼られてしまう始末です。
そんな私を久しぶりにときめかせてくれたのが、昨年の夏休みに行われた6年前に送り出した卒業生たちのクラス会でした。
この子達は私が30歳の時に初めて担任を受け持った3年生。
当時はまだまだ子どもだった教え子たちも、今ではみんな大人になって見違えるよう。
特に女子はみんなきれいに変わっていました。
男子生徒たちも半分以上は就職していましたが、私の隣に座った島崎君は二浪して超難関の国立大学に進学したため、この時はまだ大学3年生でした。
高校生の頃は真面目で大人しい印象の子でしたが、なぜか気になる子でもありました。
その頃にはなぜ気になるのか気付きませんでしたが、この歳になって隣に座り顔を見て飲みながら話をしているうちに、島崎くんの女性をドキッとさせるような優しい眼差しと聞き心地の良い声が理由であったことに気付きました。
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